第6回 美容室の現状の分析-2
Ⅴ【まとめ】
今回ご紹介した2つの分析手法は、前回の「財務分析」と異なり、完全に客観的なデータが得ら
れるわけではありません。
「SWOT分析」は、分析する方の主観が多く入ってしまう分析方法ですし、「地域分析」も「どこまで
を出店地域とするか」「ターゲット層をどこに取るか」という選択の部分に主観が入ります。(ここで
いう「主観」はその人の持つ「思い込み」と理解していただいても良いかと思います)
ですから、同じお店を分析しても、
人によって分析結果に違いが出るはずです(「SWOT分析」は特に違いが出やすいです)。
これを防ぎ、できる限り客観的な、偏りのない分析結果を得るために、出来るだけ多くの人の
意見を聞いてみてください。意見を聞く人は、「SWOT分析」ご紹介の中でも触れましたが、
従業員の方々など「お店の関係者」が望ましいです。
美容室のお店の関係者であれば、もちろんお店の事には詳しいはずですから、美容室オーナー様が思いもよらなかったような意見が得られるかもしれません。
また、こうした話し合いをする中で、分析で発見された「美容室の改善すべき問題点」を関係者の方々と共有することが出来ます。 こうして美容室の問題意識を共有しておくことで、全体の意思統一が図れ、自然に美容室の問題改善の方向へ意識が向かっていくものです(こうしたスタイリスト、従業員の方々とのコミニュケーションは非常に重要です)。
そして、いざ美容室の経営改善を始めるときにも協力を得られやすくなるはずです。
是非一度、みなさんで分析を行ってみてください!!
第七回では、「顧客満足アンケート」「組織人材分析」についてご説明します。
次回からの講座にも、是非ご期待ください!
※ 今回の「地域分析」「SWOT分析」のご紹介は、全範囲を網羅しているとはいえません。
より詳細な情報を必要とされる方は、Webや文献等を当たられることをお勧めします。
もしくは、こちらまでご質問下さい。可能な範囲でご回答させて頂きます。
※ 本講座に対するご質問・ご意見、また講座のリクエストなどございましたら、
こちらまでご連絡下さい。