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美容室で役立つ色の心理的効果 Archive

第10回「色の心理的効果」

毎日忙しく働いている美容師さん、健康管理の点には特に気を
つかっていらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は
「健康に良い服の色」
についてお話をしたいと思います。

何色の服が「健康に良いのか」を証明する以下のような実験があります。

-------------------------------------------------------------

同じつるにある同じ大きさの熟していないトマト3つを選び、
白、赤、黒の3種類の布でそれぞれ包み、
日光の当たるところに置きます。

そして、布で包んでいないトマトが赤く熟したところで、
布に包まれたトマトの布を外します。


さて、色の違いでトマトの色にはどのような違いが出たと思いますか・・・?


白の布で包まれていたトマトは自然に熟していたの対し、
黒い布のトマトは緑色のままでしなびて腐っていたそうです。

白い布は全ての波長を透過するのでトマトの成長を自然に促した
ものと考えられます。

このことからも、白い服はすべての色を透過するので、
健康に一番良い色であることが推測出来ます。


また、黒を身に着ると老けるということも、この実験結果が示している
ものと考えられます。


ところで、赤い布のトマトはどうなったのでしょうか?

赤い布のトマトは熟しすぎて発酵していました。
これは、赤い布がフィルターとなり、赤い色だけをトマトに伝達したため、
強い刺激がトマトに与えられたためと考えられます。

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布の色ひとつでトマトの成長に違いが出るように、私たちの体も服に
よる色の影響があると考えられます。


元気がない時や体調が悪い時、是非このお話を思い出し、白い服を
身につけてみてはいかがでしょうか。
また、お客様とのちょっとした小話にも使えるかもしれませんね!

第9回「色の心理的効果」

第9回は年齢・性別の違いによる色の心理についてお話します。

日本人の色の好みと言えば、青色です。とくに男性はスーツを
見ても、寒色系である青や黒、グレーなどが主流です。

女性はピンク、赤色が傾向としてはありますが、
男性と女性の雑誌の違いを見てもわかるように、
好みの色はバラエティーに富んでいます。


また、年齢の関係でいうなら、シルバー層は茶系の色を好みますが、
これらは若い時から徐々に変化してきた結果です。

若者は鮮明な色を好み、一面的なところがあります。
好きな色が赤色となれば、その色の服ばかり買ったりするわけです。
しかし、加齢とともに落ち着いた色を好むように変化するのです。


このように色の好みは、性別・年齢・国別といった、
いくつものレベルで傾向をみることができます。


例えば、若い女性をターゲット層とするお店ではピンクや赤系統の色を
多彩に揃えて女性の関心を惹きつけようとするわけです。

しかし、もし中年以降のシニア層を狙うなら、色の構成は赤ではなく
茶色系統をベースにした方がより効果的ということになります。


あるお店では、値段を高額から低額まで10種類程度の色に分類し、
一目でその商品価格がわかるように並べていると言います。

この場合、高い価格帯の色は黒や茶系でシニア向けにし、若者向けは
ピンクなどにするとよいことがわかります。


みなさんも年齢・性別の違いによる色の心理を上手に使い、
ターゲットに合ったマーケティングをしてみてはいかがでしょうか?

第8回「色の心理的効果」

今回はビジネスシーンで役立つ色について話したいと思います。

多くの人と接する仕事では、身につけるものには好感がもてる
親しみやすい色を選びたいものです。

特に理美容師さんは毎日たくさんのお客様を相手に仕事を
しているわけですから、なおさら相手に好感がもてる色を選んだ
方がいいいですよね。


相手に好印象を与えるには、はっきりした色よりも、ソフトで明るい色を
身につけるとよいでしょう。


個性の強いはっきりとした色は、相手の記憶に残りやすくインパクトが
ありますが、人によって好き嫌いがはっきりしています。

上着の色にパステルトーンの明るい色を選ぶのは、少し抵抗がある
という人は、シャツの色に明るい色を取り入れてみてください。

それだけでも、与える印象が、優しくソフトなものに変わり
お客様にも好印象を持ってもらえるのではないでしょうか。

第7回「色の心理的効果」

前回の第6回ではネット上の市場の広告は赤色が一番多く使われている
ということについて書きました。

そこで今回はその赤色の特徴について書きたいと思います。

赤色には次のような効果があります。

  ・心拍数を上昇させる

  ・アドレナリンの分泌を促す

  ・自立神経に作用して興奮状態にさせる

  ・時間の経過を遅く感じさせる

  ・積極的な行動を促す

つまり精神を高揚させる効果があるということです。
 
精神を興奮させられると人間の心はついついそっちの方へ行ってしまい
がちになります。

特に意識はしていなくても、欲しいと思わなくても赤色の看板や宣伝文
句などを見ると自然に見てしまったり、入ったりしてしまうのではない
でしょうか?

このようなことから、赤色は商品を販売したり、積極的なサービスを展開
する企業の看板やホームページにおいて非常に多く用いられ、赤の刺激が
購買意欲を促していると言えます。

今後、新しくお店の「看板」「ホームページ」「チラシ」などを作成する
場合にはぜひ赤色を取り入れ、集客に役立ててみてはいかがでしょうか!!

第6回「色の心理的効果」

今回は今までとは少し変わってネット上の楽天市場で
売れているショップの色を分析いたします。

楽天市場ではお客様からの店舗評価や売り上げなどから優良店に対し、
ショップ・オブ・ザ・ウィーク、ショップ・オブ・ザ・マンスなどが発表されています。

この中から100のホームページを無作為に抽出してその色について調べてみました。

--------------------データの取得方法----------------------------------
800×600のウインドウサイズで見た時に最も面積の大きいと思われる色を
1つの店舗につき1色ピックアップしました。データをシンプルにするために
このような条件付けを行っております。
デザインの出来、不出来は問わない
季節限定のバナーなどのすぐに入れ替わる色は考慮しない
ページのスクロールはさせない
---------------------------------------------------------------------

結果については以下に示します。

色     割合
-----------------
赤 27%
青紫 22%
黄 16%
オレンジ 12%
緑 9%
青 6%
紫 4%
赤紫 3%
黄緑 1%
青緑 0%

ここでいう青紫と青はまとめて青とご理解いただければよいと思います。
また一口に黄色と言っても黄緑に近い物から橙に近い物まで
色相には幅がありますので、その辺りをご了解の上、
お読みいただければと思います。

最も目立つのはやはり赤ですが、
トータルで見ると赤・橙・黄の暖色系で55%になることが見て取れます。

その次は寒色系の青紫・青が合計29%ですから、かなり差が見て取れます。


やはり、赤というのは印象・インパクトを与える色においては効果的なんですね!
次回では、この赤色において書いていこうと思います。

第5回「色の心理的効果」

さて今回は、「興奮色と沈静色」の話をしたいと思います。

興奮色は強烈な刺激を与える色です。

特にスポーツには欠かせない色で、
闘牛士が使う赤い布は典型的な例です。

暖色系で高彩度の色が当てはまります。
具体的に言うともちろん赤色ですよね。
スポーツの試合前などに赤色のものをみていると
モチベーションが少し上がるそうです。

たまに赤色のデザインのお店がありますが、
あれはインパクトを強くするためのものでしょう。


鎮静色は心や気分が落ちつく色です。
寒色系や緑系統の色で低明度・低彩度の色が当てはまることから、
自然にある色が鎮静色に当てはまることはお分かりでしょう。

インテリアの面で具体的に言うと、
赤い色は興奮ホルモンのアドレナリンの分泌を促し、
闘争心をおこさせるといいます。
気分がすぐれない鬱状態が続いた時は、
壁やカーテンを明るい色に。

思いきってソファやインテリア小物などに赤い色を
使って気分を変えてみては如何でしょう。

 一方、青は「静」の文字に存在しているように、
落着く色の代表と言えるでしょう。

青は精神を安定させ心身の回復力を高めます。
また、緑も気持ちを和ませてくれる作用があります。

イライラして気分が落着かない時は青いインテリアと緑の植物が効果的です。

第4回「色の心理的効果」

前回「進出色」と「後退色」の話をしましたよね!

そこで事故に遭遇しやすい車を調べてみました。以下に示します↓

1位 青           25% 
2位 緑            20% 
3位 灰色          17%
4位 白、クリーム色   12% 
5位 赤、マルーン色    8% 
6位 黒             4% 
7位 ベージュ、       3% 
8位 黄、金色        2% 
9位 その他         9%


今回のテーマと致しましては、色の「配色」と「安定性」です!
レイアウトでも安定性はありますが、色だけでも感じる安定性はあるそうです。

例1
「上に明るい色、下に黒い色を配すると安定感があります。
インテリアや住宅の配色、フォーマル服装に適していると思います。」

例2
「上に暗い色、下に明るい色を配すると不安定になってしまいます。
しかしこれも使いようで、不安定ということは動きも生み出している
ことになるので、スポーティーな服装には適していると思います。」


安定性というものは安心感を含んでいる様にも思えます。

誰でもそうですが、安心感のあるお店に行きたいに決まっています。

それはスタッフに対する信頼性からも安心感は得られると思うのですが、
それをより一層確かにするためにもお店の雰囲気による安心感は重要だと
考えられます!

第3回「色の心理的効果」

第3回目は「進出色」と「後退色」です。

「進出色」とは第1回目に示した、暖色系の色であり、
「後退色」は第2回目に示した寒色系の色のことです。

「進出色」と「後退色」を同じ位置に配置した場合、
手前に進出して見える色を進出色といい、
逆に後退して見える色を後退色といいます。

明るい色や暖色系の色は進出しているように見え、
暗い色や寒色系のいろは後退しているように見えます。

これは心理的な効果であり、例えば交通事故において
最も自己に遭遇しやすいのは「後退色」の車(青など)であり、
遠くを走っているように見えて、意外に近かったりするからです。

店舗では白の内装が多いですよね!白は「後退色」に近い色であり、
店内を遠くに、つまり、広く見せることができるからです。

また、家具や置物も「後退色」にするとさらに広く見せることができます。

一般的に内装や家具を同系色にすることによって簡単に
広く見させることができるのです!!

第2回「色の心理的効果」

前回は、暖色と寒色についての書いたと思うのですが、
もう少しそれについて述べておきたいと思います。

追加として、「暖色」と「寒色」とでは体感温度差が
3度も違うということがわかっています。

これは例えば、部屋の明かりを電球色(オレンジっぽい色)にすると
普通の蛍光灯よりも暖かく感じられ、電気代の節約にも繋がるそうです。


今回は、色彩の中の「重い色」と「軽い色」について述べたいと思います。
「重い色」→黒・茶・灰色=つまり低明度の色
「軽い色」→水色・ピンク・黄色=つまり高明度の色
 
一般的には黒が一番重く感じ、白が一番軽く感じます。

例えば、全く同じ大きさ、同じ形で同じ重さの箱を2つ用意し、
片方はすべての面を黒に、もう片方はすべての面を白にして
いろんな人に重さを確かめてもらったら、

白が100gに対して黒が187gの重さで感じるそうです。

髪の毛の色の配分において、お客様に説明するときにこのような例え話を
してみては如何でしょうか。

また理美容室において、この差を上手く利用して部屋の
インテリアなどのリ・デザイン(再度デザインする)をして
みるのも如何でしょうか。

第1回「色の心理的効果」

さて、今回から始まる

      「理美容室経営者様のための心理学」

わかりやすく伝える事ができるかどうか、お役に立てることができるか
どうか、ちょっぴり心配ですが程よい緊張感をもって進めていきたいと
思います。

また、記載内容についての質問はいつでもOKです!

コメントに書かれてもOKですし、個人的な場合はメールでの相談
でもかまいません!お待ちしております!!


まずは、「色」の効果について。

この「色」、つまり「色彩」というものは、ちょっとした使い方によって様々
な効果・影響を及ぼすことができるのです!

例えば、建築物を作る際、デザイナーの方々はこの色の影響を
上手く利用しているそうです。

ではどの色がどのような影響を与えているのか見ていきたいと思います。

暖色→赤・黄土色・黄系統の色は
「時間の回転を早くする」役目をもっています。

これは例えばこの色の部屋で40分ほどしか授業をしていないのに
「あ~、もう1時間も勉強したのかな...」と思ってしまいます。

寒色→青・緑・水色系統の色は

「時間の回転を遅くする」役目をもっています。会社で残業を1時間もした。
でも「あれ?40分ぐらいしか仕事をしてないのでは...」と 感じてしまいます。

つまり、デザイナーの人はこれを上手く利用して店などを建てる際に、
働く所では寒色系の色にし、休憩室は暖色系にするなどして、
従業員に心理的影響を及ぼす様にしていると言われています。

これはほんの1部の例ですが、このような効果を知っていれば、美容室を建てる
際の色の配色の参考にもなるかと思います。
また、美容室を既に建てたオーナーの方も、この色の効果を利用して
ちょっとしたデコレーションをしてみるのも面白いかも。

このようなほんの少しのことで、「従業員」・「顧客」の気分も変わってくるのでは・・・。

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