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第11回「理美容室でのコミュニケーション」

「相手の長所を探そう」

誰でも、ほめられればうれしいですよね。
美容師さんもお客さんも少しのことでもほめられれば
嬉しいに決まっています。
ほどんどの人がほめれば喜びます。

にもかかわらず、会話にほめ言葉が少ないのはなぜでしょう。

結論から言うと、日本人はほめることが下手です。

なぜヘタなんでしょう。

それは、ほめることが少ないからです。

これでは、まさに「いたちごっこ」

この悪循環を断ち切るには、会話でほめ言葉を
どんどん使ってみることです。

■人に会ったら、いいところを探してほめる

その気になって探せば、相手のいいところは見つかるものです。
          
相手の欠点ではなく、長所に注目するようにする。

 ・物腰が丁寧である
 ・声が素敵
 ・ネクタイがよく似合う
 ・髪型が素敵

などのプラス面に気がつく。

これらをほめ言葉にして、会話をはじめてみましょう。

 ・「こんなに物腰の丁寧な方だとは思いませんでした。驚きました」
 ・「素敵な声ですね。仕事柄、声には大変興味があるんです」
 ・「部長、そのネクタイ、とってもお似合いですよ」
 ・「最近髪型変えましたか?とっても似合ってますよ」

物腰は丁寧だが、無表情でとっつきにくい人がいるとします。

後者にこだわっていると、最初から会話は弾みません。
ほめ言葉から入ることによって、相手の心も動いて

 「お辞儀だけは丁寧にするようにしているんです」

と会話が進む。

声は素敵だが、態度が横柄で感じが悪い男性が
相手だったらどうするか。

 「なんだ、横柄な人だな」などとマイナス面に
反応していては、気のきいた会話は期待できない。

まず、ほめる。そうすれば、生意気な彼も
ほめ言葉に気をよくして、

 「あなたもいい声ですね。発声・発音にくわしいんですか?」
 
と会話に乗ってくる。
 
ネクタイは似合うが、格好をつけて気取っているイヤな部長。

ここでも、目ざとくネクタイに気づいて、ほめ言葉を発する。
 
 「いや、たいしたネクタイじゃないよ。
 ただ、ネクタイだけは自分で選んでるんだ」

 「へぇ~、部長、おしゃれなんですねぇ」

部長も悪い気はしないと思いますよ。


☆大切なポイントは、何がどういいか
 具体的にほめることです。

 何が、どう素敵なのか。どんなふうによくみえるのか。

 具体的な内容を伴った一言が、相手を喜ばせ
 会話に弾みをつけることになります。


みなさんもお客さんの長所を素早く見つけ出し、
褒めることから会話を進めていってはいかがで
しょうか!?

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